衣類以外にどんなものが洗えるの？

クリーニング店で洗えるものは、一般の衣類だけではありません。着物はもちろん、靴、布団、カーペット、ぬいぐるみや、チャイルドシートなど、「え？こんなものも？」というものも洗えるんです。

靴

スニーカークリーニング

泥汚れや汗のにおいなどが気になるスニーカー。洗うのが大変……と思われる方は一度、クリーニング店を利用してみてはいかがでしょう。スニーカーのクリーニングはあまりなじみがないかもしれませんが、実は韓国発祥で、現地ではとても一般的なサービスなんです。

当店のスニーカークリーニングは、特殊な洗剤と35℃の温水で、専用の機械を使って洗い上げます。靴の乾燥は実はあまり高温にすると、靴底が反ってしまうこともあるので、靴を傷めない温度で、時間をかけて乾燥させています。

価格は１足550円。お気に入りのスニーカーをきれいな状態で履きたい方や、学校で使う内履き、外履きを夏休みなどの休暇中にきれいにしたい方、運動靴を頻繁に洗うのが大変な方などに好評です。

高級スニーカーなどのクリーニングも受け付けていますので（要お見積り）、汚れやにおい、見た目が気になってきたら、まずはご相談ください。

靴磨き

革靴を美しく仕上げる靴磨きサービスもあります。汚れ落とし、磨き、拭き上げのフルメンテナンスを行う「シャインコース」と靴のケアのみを行う「ケアコース」等があります。お預かり時に靴の状態を確認し、仕上がりについてのご要望をヒアリングしたうえで、適切なコースをご案内いたします。

ネクタイ

ネクタイはスーツスタイルの印象を左右する、大切な役割を担うアイテムですが、汚れやすく、しわになりやすいため、素材に合わせた正しいお手入れが必要です。家庭での洗濯が難しいデリケートな素材のネクタイはクリーニングに出しましょう。汚れがついたときや、よく使うネクタイなら数カ月に一度、定期的にクリーニングに出すのがおすすめです。

高級和服

高価な着物は大事にお手入れしながら長く着続けたいもの。着用後のお手入れは着物クリーニングの専門家にお任せください。高級な着物は頻繁にクリーニングするものではありませんが、飲食物をこぼしてしまったときはもちろん、飲料の気づかないほどのハネがシミになってしまうこともあるため、飲食が伴う場で着用した着物はクリーニングに出したほうが長い目で見ると安心です。また肌に触れる肌襦袢や長襦袢なども汗汚れを落としてから保管したほうがよいもの。一回着たら洗っておきましょう。

布団・カーペット

毎日使う寝具は清潔に保ちたいですよね。シーツや枕カバーは家庭で洗濯できますが、掛布団や敷布団といった大物はクリーニング店にお任せください。

布団には、フケやアカを餌にするダニが棲みついてダニアレルギーのもととなり、体調不良の原因になります。家庭でできるダニ対策としては、ダニは高温に弱いため、天日干しや布団乾燥機などで乾燥させたうえ、死がいやフンもアレルギーの原因になるので、乾燥後の布団の表面に掃除機をかけるといった対策があります。しかし、布団の内部に残っているダニの死がいやフンは掃除機で取り切れるものではありません。

ダニ対策の一番のおすすめは丸洗いです。水洗いによって、餌となるフケやアカ、ダニの死がいやフンをきれいさっぱり洗い流します。さらにしっかりと乾燥させることで、ふとんはきれいな状態に。半年から一年に一回、定期的な丸洗いで、清潔を保ち、健康的な生活につなげていきましょう。敷布団や掛布団だけでなく、こたつ用の掛け布団、敷物もぜひシーズン終わりにクリーニングを。

布団同様、カーペットもダニやカビなどが巣くうアイテム。さらに、食べ物の汚れも残りやすいので注意が必要です。敷物は、インテリアの要となるだけに、きれいにクリーニングすることでお部屋の雰囲気も明るくなりますよ。

布団やカーペットのクリーニングについては、集荷サービスも行っておりますので、詳しくは店頭スタッフにお問い合わせください。

チャイルドシート、ぬいぐるみなど

小さなお子さまの使うものは特に衛生面に気をつかいたいですね。子どもの汗やよだれ、食べこぼし、砂や土などで汚しがちなチャイルドシートやベビーカーも、実はクリーニングできれいにできます。さらに、ウイルス・菌の働きを99.99%以上抑制する特許技術「VB加工（ウイルスブロック加工）」を施し、安心して使える仕様に。チャイルドシートやベビーカーは分解せず、そのままお持ち込みください。

子どものぬいぐるみも、いつも一緒にいる大切なおともだちほど、さまざまな汚れがついています。ときにはぜひ洗濯をしてあげてください。家では洗えないような大きいサイズのものや、風合いが変わってしまわないか心配なものはクリーニング店にお預けください。本来の風合いを大切にきれいに仕上げます。

大事に長く使いたいものや、きれいに保管しておきたいもの、衛生面で気になっていて洗いたいもの、どうすれば汚れが落とせるかわからないものなど、家庭で洗えなくて「困った」アイテムがありましたら、まずは「こんなものも、洗えますか？」と店舗にお問い合わせください。