テント設営時の推奨おもり個数 解説特集

2024.09.29
お知らせ

企業祭や夏まつりなど、各種イベントで多く用いられる集会用テント。              設営時、テントの脚におもりを何個取り付けたらいいか悩んだことはありませんか?
この特集ではダスキンレントオールが行ったテントの耐風試験(※)の結果をもとに、おもりの推奨数をご紹介します。

※試験内容:大型送風機で強風を直接当てて、対象物の振動挙動を記録。風の幅・角度など自然風での結果を保証するものではない。

ケース1:集会用テント 横幕なし

集会用テント2K×3Kの鉄骨+天幕で約90kg程度の重量がありますが、おもりの補強が無い場合は風速約10m/sで少しずつ動き出し、その後倒壊しました。
おもり各脚2個ずつ(計40kg、おもり総重量240kg)では、風速約10m/sでテントが揺れ始めました。
テントの設置時などは、おもりでの補強がない時間を極力少なくするよう注意しましょう。

ケース2:集会用テント 横幕あり(三方幕)

おもり各脚2個ずつ(計40kg、おもり総重量240kg)では、風速約10m/sでテントが動き出しそうなくらい揺れます。その後、風速約15m/sでテントが倒壊しました。
おもり各脚3個ずつ(計60kg、おもり総重量360kg)では、風速約10m/sでテントが揺れ始めました。
イベント時にこの状況になったら、使用を中止し、速やかにテントをたたんでください。
風速約15m/sではいつ骨が折れて倒壊してもおかしくないほど、テントが軋みます。

まとめ

ダスキンレントオールでは、
【横幕なし】では、各脚におもり20kgを2個付け
【横幕あり】では、各脚におもり20kgを3個付けを推奨します。

イベントを開催する時期や天気予報をチェックし、必要に応じておもりの数量を計算ください。
万が一を考慮して安心・安全なイベント運営を行いましょう。

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