私たちは毎晩毎晩、約200ccもの汗を寝ている間にかいているそうです。そうした汗に含まれる塩分がわたに付着し、湿気を呼んで、わたの復元力や保温力を低下させています。
カビは適当な温度と湿度、養分さえあれば簡単に発生します。布団のわたに付着した塩分がじめじめした状態をつくり、カビを繁殖させやすくします。長期間押入れにしまっていた布団が臭うのもこのせいです。
布団からは大腸菌をはじめ、ダニ、黄色ブドウ球菌、雑菌や脂肪、尿素、たんぱく質などが多量に検出されています。
また、静電気によって引き寄せられた室内のホコリやゴミもいっぱい。
喘息やアトピー性皮膚炎の原因にもなるのです。