まちを歩けばどこにでも見かけるクリーニング店の看板。そのなかから安心して衣服をまかせられるお店を見つけるにはどうすればいいのでしょう?そのコツをお教えします。


手っ取り早い方法としては、とりあえずカッターシャツを出してみることです。カッターシャツの仕上げはクリーニング店の“イロハのイ”。基本的な部分がしっかりしていれば、信頼度も高まります。仕上がってきたシャツは特に襟と袖をよくチェックして下さい。ここの汚れが残っていると基本がなっていないということになります。


クリーニングに出す時、シミや汚れについて質問したいと思うこともあるはず。そうしたお客様の疑問にしっかりと答えてくれるお店は信頼できると言ってもいいでしょう。また、受付の人がただ衣服を受け取るだけではなく、進んでシミなどをチェックしてくれるところも技術に自信があるという判断基準になります。


もし仕上がりに不満があってクレームを持ち込んだ時、お店がどういう反応を見せるかも大切なこと。すぐにクレームに対応してくれると誠意が感じられますが、のらりくらりと言い逃れをされたら……。こうしたお店の対応は近所の人たちとの会話でも出てくるので、まわりの人に聞いてみるのもいいですね。


サービス業としての基本もチェックポイントにあげられます。お店の人の言葉使いや態度に誠意がこもっているかどうかをチェックしてみて下さい。大事な衣服を預かるのですから、お客様に対する誠意は不可欠。これがないと、衣服にもぞんざいな扱いをするのでは?と疑問を持たれても仕方ありません。あと“紺屋の白ばかま”ではないですが、清潔感のないクリーニング店も安心できませんね。